こんにちは。みいです。
アパレル店員は、新しいシーズンがはじまるときに、そのシーズンの「トレンド情報」や「まだ入荷してない商品の情報」を、お客様に正確にお伝えしなければなりません。
おしゃれなお客様は、ご自身でSNSや雑誌をチェックしトレンドを把握されている方もいらっしゃいますが、多くの人は次のシーズンのトレンドや傾向を知らずにお買い物されています。
この時期のアパレル店員は「ブランド独自のトレンド」や「商品の勉強」をする期間ですが、これだけでは、情報がかたよってしまったり「早すぎる情報」になってしまいます。
これではお客様にとっては情報不足。
新作は売れません。
売れるアパレル店員は「勉強した情報」のほかに「コレクション情報」や「競合他社のリサーチ」もしています。
「早い情報」と「リアルな情報」を収集し、お客様に合わせた「トレンド提案」を的確にしているのです。
リサーチや情報収集は「情報収集日」や「勉強の日」を作らなくても、いつも「ファッションのアンテナ」を貼り「おしゃれに対して敏感になる」と「必要な情報を自然と収集」できるようになりますよ。
すぐにはじめられるリサーチ方法
どこでもできる【SNS/雑誌媒体】
お客様はファッションの情報収集を「Instagram」「Twitter」「LINE」の順で検索されていることが多く「いつでもどこでも気軽にチェック」されています。
特に「Instagram」はトレンド情報だけでなく「芸能人/有名人のスタイリングを参考」にしていたり「インフルエンサー/おしゃれな人のコーディネートや着回し」や「メイク」も参考にしています。
「オシャレな写真や動画がたくさんある」「毎日使うので、自然に情報収集できる」などの理由で「アパレル店員と同じ視点で情報収集されている」のです。
そのほかに「WEAR」と「ファッション雑誌」をチェックされている方も多いです。
「同じツールを使って同じ情報をお客様と共有できる」ことは「接客する上で大きなメリット」になるので、大いに活用しましょう。
休憩中にできる【近隣店舗の販売員と話す】
休憩中は「自分のペースでゆっくりしたい」と思っているアパレル店員は多いと思います。
ランチの後に仮眠をとることも大事ですが「近くに近隣店舗の方がいたら笑顔で情報交換」をしましょう。
情報交換するときに聞くべきポイントは「主要アイテムがいつ入荷するか」と「商品のボリューム(在庫量)」と「トレンドカラーとシルエット」です。
そのときにこちらの情報は「ほどほど」にお伝えすることが大切です。
「フェアー/ショップ独自のイベント」がはじまるタイミングのときは「イベント内容」を教えていただいたり「カタログ」などがあったら見せていただくと参考になります。
近隣店舗は「お客様にとって1番分かりやすい比較対象」になるので、お客様が色やシルエットで悩まれたときに、自店の商品だけでなく他店を見ながら「あのショップの、あのニットに合わせてもおしゃれですね!」などの比較提案もできるようになります。
「お客様が回遊することなく他店比較と提案ができるのは大きなメリット」です。
そのときに「今あのニットはとても人気みたいですよ」と他のショップの情報をさりげなくお伝えすると「この人はなんでも知っている」とお客様から信頼される確率が高くなります。
近隣店舗に話せる人がいなければ、ショップの前を通るときに「こちらから笑顔で会釈」したり、「バックヤードで挨拶」をするところからはじめてみましょう。
休みの日にできる【街を歩く】
街にいるときに「ただ買い物をする」「周りを見ず目的地に向かう」のは、とてももったいないです。ウィンドウを見ながら「エレガント系」「オフィス系」「カジュアル系」の3パターンに分けて、「どんなVMD」で「どんな色が打ち出されているか」を見るだけで、リアルトレンドを把握することができます。
最近のトレンドは、流行の幅が広く「なにがトレンドなのか分かりにくい」ので、お客様が悩まないように「コレクションではパープルがトレンドですが、普段使いするならプラムの方が着回ししやすいし、ほどよくトレンドも押さえれますよ!」などのご提案が必要です。
街を歩くときも、顧客様がヘビーユースされているショップがあれば、自分が興味のないブランドでも入店してみてください。
そうすることで、お客様のファッションイメージが掴みやすくなり、お客様と同じ行動をとることで信頼される確率がグッと上がりますよ。
ショップでできる【他のスタッフに聞く】
先輩は若手から最新の情報を。若手は先輩からブランドの傾向などの情報収集することも大切です。
ひとりで情報収集するには限度がありますし、好きなジャンルに偏ってしまいます。
もっとたくさんの情報収集ができるように「隙間時間を見つけ情報交換できる環境」をぜひ作ってみてください。
おしゃれ好きが集まったアパレル業界。
おしゃれの話をはじめたら終わらない人の集まりです。
はじめは慣れずに大変かもしれないですが「リサーチと情報収集力」を上げてお客様にもっと喜んでいただきましょう!
どこでも情報集はできるね。大事なのはお客様に有益な情報収集をすることだよ!
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