こんにちは。みいです。
お客様から「ブランド名の由来」や「ショップの歴史」について聞かれたら、あなたはどんな風に答えますか?
ブランド名の由来やショップの歴史について質問してくださるお客様は、ショップに対して興味があり「もっといろいろなことを知りたい!」と思っているものです。
そのときはお客様の気持ちに応え、魅力的にブランド名の由来やショップの歴史について説明をしましょう。
昨今の世の中の不安定な情勢に対し、ブランドや会社の理念/社会貢献に興味を示すお客様が増えています。
ファッションは「おしゃれをするために身につけるモノ」から「ブランドのストーリも含め、自分自身を表現するモノ」に変化しています。
お客様に興味を持っていただいたからこそ、お客様の知りたいことを魅力的にお伝えすれば、もっとショップのファンになっていただけますよ。
ブランド名の由来とショップの歴史を魅力的に伝えよう
ショップの歴史
お客様にとってショップの歴史が気になるのは、そのショップの知名度や信頼度をはかる意図があります。
テナントショップの場合、お客様ににとってはなじみのあるフロアーでも、今までショップ自体の存在に気づかず、そのときにはじめてショップを認識し入店されたというかたは、そのショップ対し興味関心を持つことが多いものです。
そのときは「いつオープンして今年で何周年目か」などをお伝えしながら、ショップならではのエピソードを話してみましょう。
そうすることで、さらにショップに興味関心を持ち、リピーターになっていただける可能性が高まります。
ショップの歴史をお伝えするときに注意しなければいけないのは、お客様がショップのことを知らなかったことに対しての気遣いです。
お客様の中にはファッションやトレンドに敏感で、ファッションに対して自信があるかたもいらっしゃいます。
そういうお客様のファッションに対するプライドを傷つけてしまうと、せっかくショップに対して興味関心を持ってくださっているのに、水を差すことになりかねません。
お客様にショップを見つけてくださった、感謝の気持ちを込めて魅力的にショップの歴史をお伝えしてみましょう。
ブランド名/ショップ名の由来
ブランド名とショップ名には、創設者たちの想いがたくさん詰まっています。
アパレル店員はその想いを理解していなければいけませんが、お客様に全てをお伝えすることは難しく、お客様の貴重な時間もいただいてしまうことになるのでお伝えしきれないのが現状です。
もし、お客様から「ブランド名/ショップ名の由来」を聞かれたら、そのブランドやショップの魅力を分かりやすくお伝えするように心がけましょう。
そのときに大事なことは「1フレーズ」で伝えること。
短く覚えやすいフレーズでお伝えすると、お客様の印象に残りやすいので、ショップに魅力を感じていただけるようになります。
上手くお伝えできなそうなら、ベテラン販売員に聞いてみてください。
100回も200回も復唱していると思うので「上手な言い回し」を教えてくれます。
ほとんどのショップが「ブランド名」がそのまま「ショップ名」になっていることが多いと思いますが、セレクトショップの場合は「ブランド名」と「ショップ名」が違うことがあります。
その場合はどちらの説明もできるようにしておきましょう。
もしお客様が「間違ったブランド名/ショップ名」をおっしゃられたときは、言い間違いかもしれないので2回ほど聞き流します。
3回目以降は、さらりと正式名でお答えするとスムーズに会話を訂正できます。
強調したり指摘したりするのはNGですので気をつけましょう。
会社の歴史
会社の歴史や理念/社会貢献に興味をもち、共感したから商品を購入したという声が増加しています。
なぜ増加しているかというと、コロナ禍でおうち時間が増え、SNSやネットショッピングをするときに、会社のオフィシャルサイトをご覧になるお客様が増えているからです。
私は以前にお客様から会社の取り組みについて聞かれたときに、端的にお答えすることができずオフィシャルサイトを確認しながら接客したことがあります。
そのときは、お客様の対応がスムーズにできず申し訳ない気持ちになり、その後は会社のオフィシャルサイトを定期的に確認するようになりました。
今はお客様の興味関心が、そのままお客様の知識となる時代です。
大企業に勤務している場合は、会社の全ブランドの取り組みを把握するのは難しいかもしれませんが、最低限の知識として同じ館に入っているショップの情報は、お客様から聞かれることもあるので調べておきましょう。
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