その敬語まちがってます|アパレル販売員が接客時に気をつける言葉遣い

接客スキル

こんにちは。みいです。

その敬語の使いかたは間違っているよ」と他のアパレル販売員に指摘されたことはありませんか?

私もかつては「敬語風の言葉」を自分では気づかず使っていたことがありました。

正しい敬語」は「社会人としての最低限のマナー」ですが、この敬語を使いこなすのはなかなか難しいものです。

敬語」は「丁寧な言葉」や「丁寧に感じられる言葉」を使えば良いのではなく「正しい日本語を適切に話す」必要があります。

アパレル販売員は「年齢や客層の異なるお客様」を接客することが仕事です。

お客様によっては「丁寧風な雰囲気で使っている敬語」を、不快に感じられていることもあります。

この機会に「間違い敬語」を使っていないか確認してみましょう。

アパレル販売員が接客時に気をつける言葉遣い10選

アパレル販売員が接客時に気をつける言葉遣い

間違いやすく、間違っていることに気づかず使ってしまう、過去形敬語や二重敬語など「間違い敬語」です。インスタライブなどでも使用しているアパレル販売員をよく見かけますので、この機会に見直してみませんか?

お待たせしております!

お待たせいたしました」が正解です

マナーを大切にされる方・ご年配の方・同業者などに「へんな日本語を使う人」と思われてしまいます。

接客中は、ストックに商品を取りに行く/商品の確認をする/伝票を起票する/レジでお会計するなど、お客様にお待ちいただく場面がたくさんあります。

過去形接客」は「お客様が不快な思いをされる可能性がある」ので、使わないように気をつけましょう。

よろしかったでしょうか?

よろしかったでしょうか?

よろしいでしょうか?」「よろしいですか?」が正解です。

よろしかったでしょうか」は、丁寧に話そうして「これで良かったっけ?」という確認の言いかたが変化したものです。

お客様への確認は「現在のできごと」なので過去形でお伺いを立てる必要がありません。

よろしかったでしょうか?」は、つい使ってしまうことが多い「間違い敬語」ですので、自分自身で使用していないか確認してみましょう。

なるほどですね!

なるほどですね

おっしゃる通りです」が正解です。

なるほどですね」は「なるほど」と「そうですね」が合体して広まった言葉ですが、丁寧な表現ではない「なんちゃって敬語」になります。

ニュアンス的に「あ〜!分かってるよ」という感じに捉えられてしまいますので、お客様はもちろん、目上の方や上司にも不適切です。

一般化している「間違い敬語」だからこそ、注意して使わないようにしましょう。

とんでもございません!

とんでもございません!

恐れ入ります」「とんでもないです」「とんでもないことです」が正解です。

途方もない/意外という意味の「とんでもない」は語尾に変化のない単語です。

とんでもございません」は、丁寧な表現にしようとして「誤用から広まった言葉」ですが、一般化し社会から受け入れられつつあります。

ただし、お客様に商品をお買い上げいただく立場ですので、謙遜の意味でも避けたい「間違い敬語」です。

○○円からお預かりいたします!

○○円からお預かりいたします!

○○円をお預かりいたします」が正解です。

金銭だけでなくモノを受け取るときは「をお預かりいたします」と言いましょう。

特に、お会計からお見送りまでは接客する上で「間違いがあってはいけない場面」ですので、お客様に安心していただけけるよう「正しい日本語」を使いましょう。

同じような表現として「ちょうどからお預かりいたします」も使いがちですが「ちょうど頂きます」が正しい日本語です。

レシートのお返しです!

レシートのお返しです!

レシートでございます」が正解です。

多くお金をいただいたり、モノをいただいたりしたら「お返し」しなければいけませんが、レシートはこちらが発行しているので、お客様にお返しすることはありません

例えば、¥15,000円の商品をお買い上げいただき、¥20,000お預かりしたら「¥5,000のお返しと、レシートでございます」とお金とレシートを分けて使いましょう。

〜の方、いかがでしょうか?

〜の方、いかがでしょうか?

○○で、いかがでしょうか」が正解です。

レジの方、サイズの方などなど、方の多用をしていませんか?

〇〇の方(ほう)は、目上の人に用いられる「方(かた)」とモノの比較を表す「ほう」が混同されて誤用された「間違い敬語」です

正しくは「レジにご案内いたします」「サイズはいかがでしょうか」を使いましょう。

こちらも「気が付かないうちに使っている間違い敬語の1つ」なので、口癖になっている人はすぐに直しましょう。

〜させていだだきます!

〜させていだだきます!

〜いただきます」が正解です。

させていただく」は「二重敬語」になるので「間違い敬語」になります。

「丁寧すぎる二重敬語」は「丁寧なフレーズ」として一般化しつつありますので、お客様によってはリフレインとして使うこともありますが、多用すると「不自然な敬語」になるので気をつけましょう。

ご一括

ご一括

一括」が正解です。

数字に「お」や「ご」はつけません

例えば、高級ブランドや百貨店でお買い物したとき「ご一括」とは言われないですよね?

ショップの品格を保つためには、お会計時の日本語に注意を払わなければなりません。

レジは「ルーティーン化」している事が多く「口癖化しやすく改善しにくい」ので、周りにいる販売員が気づいたら教えてあげましょう。

繰り返し発する言葉なので指摘されて、意識できるようになると自然と「一括」と言えるようになります。

おサイズ、おリボン、など

おサイズ、おリボン、など

サイズ、リボン、ズボン」が正解です。

外来語に「お」や「ご」はつけません。

「おリボン」とおっしゃられるお客様には、リフレインとして使用することもありますが、こちらから使用するのはやめましょう。

正しい敬語」は「美しい気品」がただよい、ショップやアパレル販売員自身の「品格」を保ち「好印象な接客」をするために切っても切れない関係にあります。

「間違った日本語」が一般化していることもありますが「正しい日本語を話す販売員は信頼される」ので「正しい敬語」が身につくまでは意識しましょう。

もし間違った日本語を使っていたら、改善できるように気をつけていると自然と「美しい敬語」が話せるようになるものです。

私も店長や同僚に「敬語が間違っているよ!」と、たくさん指摘されて「正しい敬語」を話せるようになったので、指摘されても叱られたと落ち込まないでくださいね。

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