こんにちは。みいです。
いつもお客様のために接客しているから「プライベートで買い物に行くときは、ゆっくり自分の世界に浸りたい」「もう買う物は決まっているし、自分で決められるから接客して欲しくない」とアパレル店員の中には「接客するのは好きでも接客されたくない」という人が意外に多いものです。
プライベートで接客されたくないと思っているアパレル店員は、買い物の時に人に相談しないので「買い物をするときのコミュニケーションが不足」していることがあります。
「接客が上手くならない」「ある程度は売れるけど伸び悩んでいる」「個人顧客ができない」と悩む、ほとんどのアパレル店員は「他店で接客されるのが嫌い」と思っている傾向があります。
「休みの日まで接客されると、ロールプレイングしているみたいで嫌」という気持ちもわかりますが、接客が上手くなりたいと思っているなら「良い接客」も「悪い接客」もたくさん受けて自分の接客と比べてみると、今の現状から脱することができるヒントが見つかりますよ。
接客上手になるために、他店のプロ販売員の接客を受けてみよう
他店で接客されてみる
接客や売上で伸び悩んでいるときは「客層やテイストが違うショップ」で接客を受けてみましょう。
なぜかというと「言葉遣い」や「お客様との距離感」や「商品説明」など、ターゲット層が違うと接客内容が異なるので、お客様にとっての「心地よさ」や「不快感」を感覚的に体感することができるからです。
どんなに接客スキルを磨こうと努力しても、お客様とのコミュニケーションが取れなければ「またこのショップで買い物をしたい」と思っていただけることはありません。
いろいろなショップでプロの販売員にたくさん接客してもらうことで、自分の接客を客観的にとらえることができます。
まずは、自分自身に不足しているコミュニケーション能力を確認し気づくことが大切です。
専門店で接客されてみる
服の接客はできるけど、専門知識が必要な「靴を売るのは苦手」と思っている販売員は「シューフィッター」の資格を持つ「プロの靴の販売員」に接客してもらうと勉強になります。
専門知識をかねそなえたプロの靴の販売員の接客は「この人のフィッティングなら大丈夫」という、信頼と安心感を体感することができます。
靴の構造やフィッテイングをいちから学ぶことは、自分の力になるのでとても良いことですが習得するまでに時間がかかるので、接客を受けている時にさりげなく「フィッティングのポイント」などをを聞いてみましょう。
ワンランク上のサービスを受ける
接客はアパレル以外でも受けられます。
食事や旅行などのときに「いつもよりワンランク上」のレストランやホテルを予約すると「質のいいサービス」を体感することができ、自分の接客で不足していることが見つけることができます。
特に老舗の旅館や有名はホテルのサービスは、細やかな気くばりが隅々までいき届いているので、とても勉強になるので、ぜひ冬休みや夏休みを利用して体感してみてください。
どんなアパレル店員にも、売上が伸び悩むときがあります。
売れる販売員は、そのようなときに自分自身の接客を振り返り「なぜ思い通りに売れないのか」を考えつつ、他店で接客を受けたり、ホスピタリティの高いサービスを受けに行ったりと、周りに気づかれないような努力をしています。
そして「質の良いサービス」を受けたときは自分の接客に取り入れ「不快なサービス」を受けたときは自分では絶対しないようにしようと肝に銘じます。そういうことの繰り返しで接客のパターンを増やし伸び悩む状況から脱しているのです。
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